
どんな業界でも廉価で安心なのは大手の商品です。
食事がいい例です。ファミレスやFC系の居酒屋に人が流れるのは安心だからです。そこそこの金額でそこそこのクオリティが得られます。
でも万人に向けたメニューや味付けなので、それに飽き足らない人もいます。その人たちは自分の足を使って好みの料理店を探します。
しかし、住宅の場合、こうはいきません。
大手メーカーの家のほうが値段が高いからです。
だから、大多数の人は自分の足で「知られざる優良店」を探すことになります。
飲食店なら優良店か否かは一度食べてみれば分かります。
でも、家を建てる場合はそうはいきません。
そこで家を建てる人はみんな勉強します。
住宅会社はそのことを知っているので、家に関する広告やカタログには妙に「そそる」言葉が並びます。
「ミイラ取りがミイラに」という言葉があります。
住宅会社に騙されないように家に関する勉強をしていたはずなのに、いつの間にかある一方向の家づくりの方向に誘導されていたというようなことです。
「○○工法の家じゃなんとダメ!」
「○×設備がない家には住めない!」
本当にそうでしょうか?
ここでは、家づくりを考える皆さんを悩ませる「家づくりの言葉」を解説します。
結論から言うと、多くの言葉は「特に知らなくてもよいこと」です。
最低限知っておくべき家の根幹の情報はごくシンプルです。そのシンプルな情報を押さえたうえで、
「自分はなぜ家を建てるのか」
「どんな家が欲しいのか」
ということをもっと考えてみてください。
出典・原典:株式会社エクスナレッジ「レアリテ」2007年2号