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財産となる家

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財産となる家

ストック化社会へシフトを試みている日本ですが、家が財産になりうる裏付けがまだしっかり制度化されていません。

デルタ武蔵野設計室では32桁のIDよる財産管理システムを早くから導入し、欧米諸国に比べ寿命が短いと言われる日本の建物の財産価値をいかに高めていくかという命題に取り組んでいます。

戦前、持ち家は特別なものでした。
戦後になって割賦販売が開始されましたが、それでも個人が家を所有するには高嶺の存在でした。

それを解決するために生み出されたのが新建材です。
この新建材の普及と欠陥住宅が発生した時代がほぼ同じなのです。

日本は世界最高の木造建築技術を持っています。
しかし長年の工業化大量生産の波で一般個人が家を所有しやすくなった半面、培われた技術は消え長期の耐久性をもった家が少なくなってしまいました。

それを根本から変えていくために、私たちが長年にわたり鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの設計を手掛けて来た技術を木造建築に全て注ぎ、高度な構造計算と実大実験を繰り返して完成したSE工法で財産となりうる木造建築を作り続けています。


時のアセスメント

今に合わせた家を作るのは難しいことではありません。
今の暮らしの不便な点を聞き、希望をひとつひとつ実現して行けばよいのです。

しかし実現する姿は既に過去のカタチ、30年後から見ればはるかに昔の思想となってしまいます。

そのためデルタ武蔵野設計室では、まず30年後のあるべき姿を想定することから始めます。
家族の成長とともに家の成長が必要なだけでなく、不測の事態にそなえた家づくりには「時のアセスメント」が欠かせません。


60年

森の木が建材になるのはおよそ60年を必要としています。
つまり60年以内で家を建て替えていては、いつか地球上から木がなくなる日がやってくるかもしれないのです。

誤解を恐れずに言うと、私どもは専門家責任として60年以内で建て替える家は造りません。

家は家族の成長と共に成長すべきもの。
建てた時の使い勝手のままで何十年もの間、使い続けられる家はないのです。
そのため大凡予測できる事態を想定し建築時から75年間のメンテナンススケジュールを作ります。


物語を運ぶ価値を持つ「家」

いい「家」とは、価格の高いモノや大きなモノではなく、過去から未来に向けて、そこに暮らす人の物語を「運ぶ価値のある舟」だと私たちは考えています。

オーナー1人ひとりにスタンスがあり、時代という空気の感じ取りかたも異なるはずです。
そしてオーナー自身が、現在に至るまでの物語をきっといくつも持たれているはずです。
「家」は、機能や性能と、それらの「歴史」や「未来」を表現する貴重な「道具」だと思うのです。

だからこそオーナーの要望や意図を把握し、自信を持って提案できる暮らし方の中からプレゼンテーションをし、オーナーに応じたアレンジを徹底的に行うようにしているのです。


オーナーによって高められているステージ

創業以来デルタ武蔵野設計室は、マニファクチュール的な指向を明確に持ちながら、「個」のスタンスを持っているオーナーと向き合ってきました。優れた「家」を作るということだけに甘えず、必要であればマーケティングさえ無視し、リクエストが多様で結果にシビアなオーナーとの関係を最重要視してきました。

その結果として、日本に完成されたシステムがほとんどなかった時代に、徹底した設計と積算、携わる者全員の「権利と義務・責任の所在」の明確化、さらに日本内外の建築資材の検索から買い付けを独自に行い、その思想が20代から60代までの幅広いオーナーに支持されてきました。

オーナーによって私たちのステージが高められ続けているのかもしれません。


デルタ武蔵野設計室の原点はマニファクチュール

創りたい「家」だけを造り、得意な「家」だけを造ることによってオーナーからより信頼を得るというのがデルタスタイルです。
暮らし心地のいい設計、使いやすさや耐久性を兼ね備える設計を徹底的に追及してきました。

オーナーが本当に求めているのは、○○の断熱材や、□□の暖房機や、△△の免震システムではなく、「安全で快適な生活」なのだという事にデルタは気付いています。
だからこそ、心豊かで快適な生活へのこだわりと、安全の確保という「家」の性能を追求するためにコストは惜しみません。

製材業者に別注で製作した高密度充填断熱構造材から発想した独特の三次元空間構成など、私たちはマニファクチュールだからできる「家」を多く造り出しています。
そして、恥じないものを造っている自負があるからこそオーナーにご提案できるのだと考えています。